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君と僕を乗せて車は走る
君が眠そうにしているから 音楽のボリュームを下げた デートの余韻は夜を呼び 誘わずとも愛は結びあう 夜に向かう静かなドライブ 僕の方を向いて寝ている君 目と口が半開きで寝ている そこに穏やかな時を感じた デートの心地よい疲れと 車内に射し込む夕日と 幸せに包まれ二人は走る |
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誰が君の涙を見ているだろう
みんな自分の事ばかりのよう 君が流す涙は 川になり いつしか海へ流れてゆく 涙の数だけ海面は上昇し続け やがて海が大地を覆い尽くす 僕は思う 君の涙の海ならば 僕は黙って海に沈んでゆこうと |
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冬を長く生きていたら
街から色彩が消えていた 降りそうで降らない都会の雪 雪の色でさえ忘れてしまいそう 僕は色彩を失ったまま街をゆく 春の風が生まれる場所へと 身を縮める程の北風の中に 梅の花の香りを感じたのなら 春の風が生まれる場所は近い それは君の部屋 桜色の部屋 この世で唯一 色彩がある場所 |
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気がない会話が 多くなっていた
そんな君の 優しさ溢れる言葉 不満や怒り 気遣う優しさを混じえ 君が切り出した 別れの言葉 僕の反応まで予測したりして 言葉一つ一つ考えたのだろう 思い出も温もりも 全てを振り払って 僕は まだ君を愛しているから 君が悩み 振り絞った勇気を思うと 悲しいけれど 素直に受け入れる 最後まで情けない男だった それでも 最後の最後まで 優しくて ありがとう・・・ |
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彼は寂しさと向かい合い
一人グラスを眺めていた ホテルの部屋は静寂に包まれ 暖色の照明が現実を遠ざけた スコットランド生まれのウィスキー 浮かぶ氷が琥珀色に煌いている 寂しさや虚しさ 煌く氷に託して 溶けてゆく氷を ただ眺めていた 彼女と出会う前の彼は寂しかった でも 今も寂しさを募らせている 愛に包まれた彼とは別の彼が この世のどこかに存在している 全てに疲れ 冷めきった彼が 遠くに近くに 確かに存在している・・・ |
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見た目も心も飾って来たけれど
今夜は そんな自分が虚しい 意気揚々と化粧をして 何かを期待して服選び 見える景色は いつも冷めた心で 何もなく 家路を急ぐ女が一人 平穏と言えば それまでだけれど 今夜は何故か とても寂しくて・・・ *新しく「女情詩」と言うカテゴリを作ってみました。(実験的に) (じょじょうし)と読みます造語です。 |
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君が隣にいない帰り道
痛いぐらいに手が冷たい 左手が君の温もりを探しても ポケットの中には何もなかった 凍える手が 震える指先が 季節は冬なのだと僕に教えた 君の手は僕の人生を温める 小さい手だけれど大きくて大切な手 |
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jackさんの素敵な詩のブログ、「Think Aloud 2」と相互リンクさせていただきました!
リンクは下の方にあります。 |
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僕等は死に向かって歩いてゆく
大人に成長すると言うことは 老いて衰えてゆくと言うこと 針の山を登り 血の池を泳ぎ 宇宙から垂れる 蜘蛛の糸を夢見て 僕等は死に向かって歩いてゆく 幾人もの先に逝った人を見てきた みんな最後まで心と裏腹の笑顔 その強さ気遣いを誇りに思う この世の別名は地獄だと気がついて 罪を償う為に苦しみ 泣き明かし 僕等は死に向かって歩いてゆく 死の先に待っているものが さらなる地獄だとしても・・・ |
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僕は淫らな年明けを 君と迎えた
愛の名を借り乱れ 二人飲み明かした 新年よりも 温もりを感じながら 煙草を買いに 明け方の街に出れば 澄んだ冷たい空気に朝日が刺々しく 寝不足の僕には 朝日が目に沁みる それが初日の出だと言う事もわすれて 輝かしい日の光を鬱陶しくさえ思った こんな僕に何回 日の光は照るのだろう 今年一年 僕に日の光は照るのだろうか |
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明けまして おめでとう御座います。
昨年は大変お世話になりました。 本年も、どうぞ宜しくお願いいたします。 暁森 窓幻 |
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