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僕にしか聞こえない声がある
それは どこから聞こえる 月が囁いているのだろうか 月に照らされた雲が語るのか 声は僕の体内から聞こえる気がする 僕を脅かす声が聞こえてくる それは どこから聞こえる 枕が囁いているのだろうか 安い軋むベッドが呟くのか 声は僕の精神から聞こえる気がする 僕にしか聞こえない声がある それは どこから聞こえる 僕を脅かす声が聞こえてくる それは どこから聞こえる それは どこから聞こえる? |
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とても冷たい世界だから
人の温もりを求め続けてきた 闇の中で光るものに手を伸ばし 幾度となく手を傷つけてきた 闇に覆われた世界だから 君の輝きに目を奪われていた 君の柔らかな温もりを抱きしめ 闇の世界で神々しい君を見た そして 君の影に青空を感じた 誰もが黄昏て生きるから 朝に消えゆく夢を追いかける 朝日を浴びても消えぬ君を見て 君の為に生きる幸せを感じた そして 君の寝顔に朝日を見た |
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ねえ? 君には聞こえるかい?
肌寒い秋風の中に 近づいて来る 春の足音が 紅葉と桜の花びらが舞い散り 蓮の咲く季節を知らない 君の髪に小さな向日葵を挿し 僕らにコートは必要ない ねえ? 君は感じているかい? 落ち葉を踏みしめ 近づいて来る 春の気配を 雪が降る猛暑日に蜩が鳴いて 蜃気楼の中に真実を見る 君の綺麗な髪に僕の手櫛を 僕らに昨日は必要ない |
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幸の薄い顔を厚化粧で着飾り
不幸の星の元を気取って歩く 災いや苦境を引き連れて 虚しさ悲しさの中で生きてゆく 人に語れる程の幸せもなく 世間を渡る元気な心もなく 過去や未来に花を咲かせて 花の根が精神を弄んでいる パンドラの箱は開けていない ただ箱の中に生まれただけ 街明かりで夜空には星も見えず 月は部屋の窓から逃げ去った 未来に描いた絶望に怯えて 今を見つめる気力も消えて あの日の過ちに苛まれ続け あの過ちに未来は弄ばれる |
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ネコを被っている君
長く一緒に過ごしているから 君の正体を僕は知っている 僕に気を使っている君 何でも僕に委ねる君 デートプランも夕食も 一度は僕に委ねる君 優柔不断の僕が決断すれば なんだかんだ否定されて 最終的に君の思い通りに デートプランも夕食も 君が良ければ僕も満足 君の笑顔で二人は円満 |
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部屋に黒百合を飾り
古臭い詩集を読めば 切ない香りが漂う 心を深く覗き過ぎてしまえば 見たくないものまで見えてくる 心の底が奈落の底だと そう思わずにはいられない 部屋に黒百合を飾り 蒼白い月明かりの中 寂しさの中で迷う こんな夜に世界を眺めてしまえば 全てが美しく見えてくる 冷たく汚れた人々でさえ そう思う心が悲しい 部屋に黒百合を飾り 夜明けを静かに待っても 黒百合は香り続ける |
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愛している?と聞かれた時
態度だけでは 伝わっていない 満たされていない 愛を知る 日々の暮らしの中で訪れる 二人の世界の出来事全てに 相手の心は揺れ動いている 愛している その一言は 二人の始まりの言葉ではなく 相手への感謝 相手への敬意 永久の二人を願うのなら 息を吸う暇があるのなら 愛を何度も囁きたい 愛に照れて 愛をはぐらかすのなら それは愚かな人間だろう それは哀れな人間だろう |
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光の屈折は
空を蒼く染める 空をオレンジ色に染める 空に輝く虹を架ける 心の屈折は 希望を闇に染める 未来を闇に染める あの笑顔を奪い去る |
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フラフラと彷徨い
迫り来る未来に 何が待つ 繰り返しの日々の中 似たような日々の中 歩んできた人生を振り返る 過去の自分を眺めたのなら 未来の自分も見えてくる 挫折と虚しさを繰り返し 哀れで惨めな醜い姿 繰り返しの日々の中 似たような日々の中 歩んできた人生を振り返れば 未来に何が待っているかなんて 馬鹿な君でも 気が付くだろう? |
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午前3時に 携帯を眺め
君に送る言葉を考えても 君の寝姿を想い 躊躇う こんなに 静かな夜に 君の事だけを考えて 寝不足すら恐れない僕は 異常なのかもね 肌寒い夜に 布団に包まり 一人で二人の未来を想っても 独り善がりの妄想だと 気付く いつまで 続くのだろう 君の事だけを想って 寝ずに明け方を過ごす日々は 君が愛し過ぎる 今度の 休みの日には 君と長い夜を過ごし 窓に明け方を感じながら 君と朝寝がしたい |
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