酔い虫
全てを忘れたい夜 薄暗い部屋で

明日も考えず ただ酔いたくて 

ウィスキーを ストレートで飲む


それでも 酔えない夜がある

理性が 己が消え去らなくて 

体だけが だるさの中に沈む


ブランデーを ストレートで飲んで

韓国焼酎を ストレートで飲んで

体だけが 疲れに飲み込まれる


吸い殻の山と 煙の霞の中

酔わぬ精神 重い体を中心に 

目の前が 情けない言葉達が

くるくると  くるくると回っている
【 2008/08/22 01:35 】

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欲望の塊
無言の神仏を前に 小銭を投げ
限りない欲 ひたすら願う

恥をさらし続ける そんな己に姿に
気が滅入ってくる


腐るほどいる 神仏に救いを求め
いつも天罰を頂いた

天罰から逃れる為 多めの賽銭投げても
微笑むのは悪霊ばかり


夢や希望と言う名の 欲望の塊は
いったい どこへ向って飛んでゆく

いったい どこへ向って飛んでゆく
【 2008/08/06 04:04 】

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花一輪
洒落た一輪挿しに 枯れた花一輪

痩せ細った茎 色褪せた花びら


一枚 また一枚と花びら散らす花一輪

落ちてゆく花びら 切ない音をたてて


その姿は 最期の最期まで生きるのだと

花びら落ちぬよう 耐えているよう


たとえ洒落た一輪挿しに 美しさ負けても

この心に花一輪 鮮やかに咲き誇る
【 2008/07/31 02:13 】

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妖精さん
タンスとタンス 埃だらけの隙間
小さな妖精 汚れた羽を震わせて

何かを訴えている 疲れた表情
瞳に涙を溜めながら

カーテンの隙間 射し込む月明かり
仲間とはぐれ 寂しいのだろうか

僕の手の上で おやすみ
少しは安らげ 寂しさ癒せるだろう


小さく暗い 埃だらけの部屋に
小さな妖精 小さな羽を震わせて

夢の中で仲間達 お花畑を飛んで
きっと可愛い表情

カーテンと部屋を 朝に染める日差し
ふと気が付けば 僕はベットの中

僕の手の上 何もなく
優しい心と 寂しさだけが残った
【 2008/07/27 01:59 】

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神と愚者
全ての生みの親である神と

全て神に支配されている僕


僕以外に幸せを与える神と

不幸を与えられ続ける僕


何故か僕の人生を弄ぶ神と

神の阿呆さを 楽しく詠う僕


雲の上 微笑を浮かべる神と

雲の下 微笑を浮かべる僕
【 2008/07/19 01:30 】

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寂しさ
その表情に 言葉の端々に
私を否定する 感情を出して

それでも 何時もあなたは
年頃だからと 私を容認した

なぜ 私の周りの人々は
私に本心を隠すのだろう

嗚呼・・・ ゆらゆら小川を流れる 
嗚呼・・・ 落ち葉のような私

愛する人よ 私を
掬い取って欲しかった


本心を隠さず 私を罵倒して
愚か者の私 全てを否定して

あなたは また優しいふり
何時もの事だと 私を容認した

なぜ 私の周りの人々は
偽善者になりたがるのだろう

嗚呼・・・ ぽつんと夜空に浮かんだ
嗚呼・・・ 私は寂しい月

愛する人よ 私を
雲になり覆って欲しい
【 2008/07/13 02:13 】

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滑稽な夜
暑くて寝苦しい夜 苛立つ夜更け

枕もとのグラス 水を一飲みする 

眩暈で歪む部屋 光輝くカーテン 


目を細めて カーテンを開ければ

窓の外 闇夜に溶け込んだ街に

光輝く 月光のダイアモンドダスト


ゆっくりと 天へと羽ばたく悪魔達

四つん這い 地を這い蠢く天使達

鳴きやまぬ 姿の見えない夜烏


疲れているのだと思い 苦笑しても

この滑稽な世界 見つめる自分を

眠れぬ夜を いつしか愛していた 
【 2008/07/11 01:48 】

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